操体法とは

◆≪操体法≫とは

 元々西洋医学の医師であった故・橋本敬三先生が考案された手技療法で,その原理は次の一節に凝縮されています。

 「人間のからだは、もともとうまくできているのです。それが歪むことによって不健康になっているわけですから、その歪みを治してやれば健康になるのです。歪みを治すには苦しいほう、痛いほうに動かすのではなく、らくな気持ちのよい方向に動かせばよいのです。これが操体法の原理であり、健康の原理です」。(『万病を治せる妙療法』)

 つまり心地良い方向に体の動きを誘導し、わずかな抵抗を与えることにより、無痛矯正していき、関節のズレ・筋肉の緊張などを整えるバランス療法なのです。

 また身体の秘動である「連動」を誘導することで,指や手の届かない深部の筋肉を効果的にほぐすことができ、広範囲の筋肉や骨格に影響を与えることもできます。

 からだのバランスを整えると、気が充分に巡り、自分も、自分以外も癒されます。

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